
天野酒について本日はご紹介したいと思います。
春らしくポカポカとした陽気の中、桜を見ていると日本酒を飲みたくなりますよね♪
大阪のお酒の歴史について、大阪の地域でまず最初に酒造りを始めたのが河内長野市にある天野山金剛寺であると云われております。
室町時代の公家・武家・僧侶などの支配階級に「天野酒」としてもてはやされました。
太閤豊臣秀吉もこの天野酒を深く嗜んだといわれております。ただ、残念な事にこの天野酒は造られなくなってしまいました。
そのお酒を西條蔵が創醸期より明治末期まで「三木正宗」の銘柄で、 また大正・昭和を通しては「波之鶴」の銘柄で親しんでおりましたが、 昭和46年に古格「天野酒」として復活させました。
西條像の創醸は享保三年(西暦1718年)で歴史のある酒蔵のひとつです。
この天野酒は大変人気で地域名産のお土産としても喜ばれております。
私もお正月のお年賀はこちらの天野酒と決めております!!(*^^*)
河内長野市にある西條酒造では毎年6月前後に天野酒蛍の宴とゆうイベントが開催されており、蛍を見ながら河内長野市の日本料理店の喜一のお弁当や天野酒を楽しむ事が出来ます。コロナで開催が中止となっておりましたが、昨年の2023年から復活し、賑わいをみせておりました。
今日では、知る人ぞ知る河内長野市を代表する地酒の一つに数えられる程になりました。
河内長野駅近くの高野街道、天野酒酒造の道は石畳となっており、歴史を感じる事が出来ます。
更に歴史を感じられるものの一つに、杉玉がございます。杉玉とは酒蔵等で新酒が出来たことを印す為に軒先に吊るす杉の玉です。
11月中旬過ぎに新酒を祝う【初槽式(はつふねしき)】が行われ、青々とした杉玉が飾られます。
そこから、日数が経つと茶色く変化していく様が見られます。その色で天野酒の熟成度合いを確認しているそうです。
見た事がある方はご存じかと思いますが、コロンとしたまぁるい形がとても可愛らしいですよね(*^^*)この杉玉を作れるミニ杉玉づくりが河内長野市の日本遺産のお土産として販売しております。河内材を使用しており、河内長野市立林業総合センター木根館にて取り扱いがございます。気になった方はお問い合わせしてみて下さいね♪
↓↓↓【近隣情報】↓↓↓
高野街道のゆっくりと趣のある街道を散策してみてくださいね。高野街道沿いには、「烏帽子形八幡神社」「旧三日市交番」「真教寺」「月輪寺」などがあります。
★ 天野酒
河内長野市長野町12-18
TEL:0721-55-1101
★ kurotobi
大阪府河内長野市上田町6-9
TEL/FAX0721-89-2560
営業日:月・火・金・土
営業時間:11:00~16:00
※臨時休業の場合がございます
駐車場2台あり
★ 烏帽子形八幡神社
河内長野市喜多町305
TEL:0721-63-0027
・室町時代に建立された本殿は、重要文化財に指定されています。
神社が建つ烏帽子形山には、楠木七城のひとつと伝えられている烏帽子形城跡があり、土塁や空壕などが残されています。
★ 旧三日市交番
河内長野市三日市町1062
TEL:0721-62-5050
開館日:土曜日・日曜日・祝日 10時~16時
※入館無料
・昭和27年に建築され、木造駐在所の形態を今日に伝える貴重な遺産として、平成22年10月に市指定文化財となりました。
★ 真教寺
河内長野市三日市町1055-1